はじめに。

最近のインターネット情報は、その国の言葉で配信されていますが、まだ英文が主流です。ネットを開いた時、この記事が読めたらいいなーと単純な思いから久方ぶりにイングリッシュ事始と相成りました。

Xenom先生の寛大なるご好意にあまえ、筆記での掲載の愚をお許し下さい。 また、インクを配布していただく、がりぃ氏に感謝いたします。

英語について私の思うところを語りますが、初心者のくせに言いたい放題になります。ご一笑の上、読み流していただければ幸いです。 内容にピンと外れも多いでしょうからバツの悪さも感じつつ、読みにくい字面ですみません。



中学から高校と、人によっては大学まで英語を習っているのに、多くの日本人はなぜ英語が話せないのかは良く話題に上がるようです。私の場合は仕事や日常生活で英語が分からなくても一切困りませんので、駅前留学の破綻などは他人事でした。この際、外国語習得についてよく考えてみると、漢字が日本に伝わって1000年位経ちますが、私の周りに中国語はないのです。杜甫とか多少の漢詩を知っているにもかかわらず中国語の匂いはどこにもありません。不思議です。



英会話学習の情報を調べてみました。その中で、英語圏に長年住んでいても片言の英語しか話せない人は結構多いと知った日にはビックリです。結局の所、本人の外国語学習能力次第となり、泳げない人はアメリカに渡ってもやっぱり泳げません。自転車や車の運転、スポーツや芸事と同じように英語の習得も、コツを掴むとかツボを押さえるとか、その辺りの感性やバランス感覚そして筋力育成の努力をするところが良く似ていると推測しています。
(向山淳子さんの本から発想)



ためしに100円ショップで英会話の本を買ってきました。素人の私から見ても良く出来ていますし、別売りでCDも用意されています(当然これも100円)。これで十分じゃないかとさえ思われるのです。ウン万円の教材なんて必要ないと思いつつ、なにか引っかかりを感じています。これらの教材で話せる様になるのであれば、日本中の駅前では例の留学生さん達が英語ペラペラで歩いている筈で、破綻は回避できたと思うのです。社会人の経験則として、一見これは善いと思われる意見や案件にこそ注意が必要で、落とし穴が待ち受けているかもしれません。



「ハウドゥユドゥー?」と挨拶を交わした後、何を言うかが問題でしょう。ここに一般的な英会話教材の落とし穴を感じます。まさか英語本に載っていたからと、「ザッツトゥーイクスペンスィヴ」「キャンユギヴミアディスカウント?」ありえませんが噴飯ものです。口に出すべきは唯一つ「私見」であろうと考えます。しかし、この「私見」が大問題として浮上します。

私の意見や感想などは日本の文化、習慣、言語に規定されているからです。単語レベルで見ても同じものはほとんど無いと言われています。たとえば「お袋の味」と言う観点から見て、多くのアメリカ人が「アップルパイ」で、対し日本人が「味噌汁」ならば「アップル=味噌」と言うことになってしまいます。つまり、アップルと林檎では、それこそリンゴの皮一枚で繋がっているに過ぎないと見ます。そのような訳で「英語を英語のまま理解する」といった記事を沢山見ました。そんなこと・・そりゃそうだろうけれど・・ドウスリャイインダヨ・・すぐにはできません。


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